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上智大学「学生支援・ホフマン特別奨学金」。 [大学経営]

http://www.sophia.ac.jp/J/news.nsf/Content/sophiapr_hoffman_1002

内容としては、普通の奨学金制度が創設されたに過ぎないのですが、「教職員冬期期末手当予算を財源として」という言葉が心の琴線に触れたので紹介します。

既に、一部の学校法人では、役員報酬のカットや教職員の賞与をカットする動きも耳にします。

その中での、今回の上智大学の奨学金制度の創設の話。

もしも、これが広報戦略の一環として、行われたのであれば、考えた人は、かなりの策士だと個人的には思っています。

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経済的支援のための新たな奨学金制度
「学生支援・ホフマン特別奨学金」の設置について
-教職員冬期期末手当予算を財源として-
 

 現在、我が国の経済情勢および雇用情勢は、学校法人上智学院が設置する学校に在籍する学生の学業継続に対しても影響を与えています。このような状況を鑑み、本学では教職員の2009年度冬期期末手当予算の一部を財源として、新たに「学生支援・ホフマン特別奨学金」制度を創設しました。具体的には、経済的に困窮する学生100名を対象に一人当たり10万円を支給し、学業継続を積極的に支援することとしました。
 
 2010年は、本学の初代学長であるヘルマン・ホフマン先生が来日してからちょうど100年の節目の年にあたります。この節目の年に、キリスト教ヒューマニズムに基づき、「Men and Women for Others, with Others -他者のために、他者とともに生きる-」という教育精神を掲げる本学の教育理念を具現化した「学生支援・ホフマン特別奨学金」制度に、一人ひとりを大切にする教育を実践する本学教職員の思いが込められています。 

 
 [奨学金制度の概要]
  (1) 名 称 「学生支援・ホフマン特別奨学金」
  (2) 対 象
    上智大学、上智短期大学および上智社会福祉専門学校に在学する学生・生徒(学部生・大学院生・外国人学生を含む、自宅生・自宅外生を問わない。)で、経済的に困窮していると認められる者。(ただし、休学している者、および正規の修業年限を越えて在籍する者を除く。)
  (3) 奨学金の支給額及び支給方法
   ① 期  間  : 2010年度から2012年度の3年度間
   ② 採用者数 : 各年度、100名 
   ③ 支給金額 : 1名につき、10万円
   ④ 支給時期 : 各年度、4月または5月
 
  ※上智短期大学および上智社会福祉専門学校に在学する学生・生徒については、上記の奨学金制度を準用して、奨学金を支給します。


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