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東北芸術工科大、入学から卒業まで支援 学科ごとに「担当職員」。 [大学経営]

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200910050183.html

新しい大学事務組織像の一つなのかもしれません。職員の視点に立てば、手探りの試行錯誤からのスタートは、勇気ある決断だと思います。

しかし、職員は、何年も何期も学生に対してサービスを提供することで、クオリティを上げることができますが、一方の学生は、「4年」で卒業してしまいます。なので、「手探りの試行錯誤」という甘えは、職員同士では許されても、サービスが提供される学生には許されないのです。

だからこそ、勇気ある決断だと思います。是非とも頑張って欲しいと本当に思います。

 (2009年10月5日 朝日新聞)

入学から卒業まで継続的に学業や就職活動の支援をします――東北芸術工科大(山形市、松本哲男学長)は10月からきめ細かく学生の面倒をみる「担当職員」を各学科に1人置く。学生と大学職員の連携を密にしキャンパスライフをより充実させるのが狙いだ。

大学の説明によると、事務局組織のうち「教務課」「学生課」「就職支援室」を「教学事務室」に再編統合し、8学科の各実習棟に担当職員を配置する。1年時から学業や生活面を継続的に支援し、就職活動もサポートする。

五十嵐真二・事務局長によると、組織再編のきっかけはこの夏にヒアリングをした若手職員の意見だという。これまでの大学の就職指導について、「メンタル面や単位取得に問題を抱えている学生がいても、お構いなしに就職支援をしている。事情が分かっていたら、個別の指導が出来るんじゃないか」と、縦割りの弊害を指摘された。

五十嵐事務局長は言う。「就職活動が本格化する3年生になって、急に就職指導の職員が学生の前に現れるのが今の体制。これを変える必要があると考えた」。手探りのスタートとなる。「8人の担当職員が週1回集まって話し合う予定。みんながパイオニアだから、うまくいったやり方を参考にすればいい」

 企業動向や選考方法などの知識が必要な就職支援は一番の課題と言える。専門家を招いた職員研修も行う予定だ。(八鍬耕造)


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